2020年11月12日 / 最終更新日 : 2020年11月16日 矢部義徳 演芸 【よみらくご 伯山スペシャル】講談界の革命児の熱量は、大名跡襲名後も変わらない。いや、さらに熱い。 よみうり大手町ホールで「よみらくご 伯山スペシャル」を観ました。(2020・11・12) 神田松之丞さんが真打に昇進し、六代目伯山という大名跡を襲名したのが、今年の2月。ここ数年でグングンと人気が急上昇した彼の披露目は物 […]
2020年11月11日 / 最終更新日 : 2020年11月16日 矢部義徳 演芸 神田松鯉 講談には男の美学があり、夢がある。そして、日本人が忘れてはいけない“惻隠の情”がある。 マイナビ新書から出版された神田松鯉著「人生を豊かにしたい人のための講談」を読みました。 新宿末廣亭の11月下席(21日~30日)夜の部は、毎年恒例の神田松鯉先生が主任を務める「赤穂義士伝特集」である。 21「殿中松の廊下 […]
2020年11月10日 / 最終更新日 : 2020年11月13日 矢部義徳 演芸 立川吉笑「見たことも聞いたこともない虫」入門から10年。栴檀は双葉より芳し。ますます面白くなる擬古典落語に天賦の才を見た。 はてなブログで「立川吉笑ひとり会」9月回と10月回を観ました。 吉笑さんが入門して10年になったそうだ。2010年10月、当時「月刊談笑」を北沢タウンホールでやっていて、そこで弟子入り志願。翌11月に見習いになった。12 […]
2020年11月8日 / 最終更新日 : 2020年11月9日 矢部義徳 演芸 蜃気楼龍玉「火事息子」 勘当しても自分の血が流れる息子への情愛は棄て切れない。親も子も心の底で思いやっている。 日本橋公会堂で「雲助一門 三つ巴の会」を観ました。(2020・11・08) 五街道雲助師匠には3人の弟子がいる。上から桃月庵白酒(はたご→喜助)、隅田川馬石(わたし→佐助)、蜃気楼龍玉(のぼり→弥助)。今は各々が一枚看板 […]
2020年11月7日 / 最終更新日 : 2020年11月9日 矢部義徳 演芸 三遊亭兼好「品川心中」 廓で生きる女の強かさと、それに騙される男の弱さ。現代に通用する再構成に合点! 三鷹市芸術文化センター星のホールで「三遊亭兼好独演会」を観ました。(2020・11・07) 兼好師匠のユーモアは天下一品である。毒ッ気もあるが、猛毒というほどではなく、山椒は小粒でもぴりりと辛いという感じ。それでは毒では […]