2021年9月30日 / 最終更新日 : 2021年10月3日 矢部義徳 演芸 立川笑二「水屋の富」真面目だからこそ、人を信じられなくなってしまう。人間らしい、というのはこういうことなのか。 上野広小路亭で「立川笑二独演会」を観ました。(2021・09・29) ネタおろしの「水屋の富」が秀逸であった。 水屋という商売は、水道が発達していなかった時代には、江戸の人々の生活必需を商う職業だったこと。食いっぱぐれが […]
2021年9月29日 / 最終更新日 : 2021年10月3日 矢部義徳 その他 【九月大歌舞伎】「東海道四谷怪談」民谷伊右衛門の色悪と、お岩の怨念がからみあう 歌舞伎座で「九月大歌舞伎」第三部を観ました。(2021・09・22) 「東海道四谷怪談」。民谷伊右衛門の色悪と、お岩の怨念が絡み合う芝居を片岡仁左衛門と坂東玉三郎が演じる見ごたえのある芝居だった。 伊右衛門は冷酷な男であ […]
2021年9月28日 / 最終更新日 : 2021年10月3日 矢部義徳 その他 【九月大歌舞伎】「盛綱陣屋」戦乱の世に対立する悲劇の兄弟、だがそこに流れる愛がある 歌舞伎座で「九月大歌舞伎」第二部を観ました。(2021・09・17) 「近江源氏先人館 盛綱陣屋」。タイトル通り、佐々木盛綱の苦悩が主題だが、その弟・高綱の息子、小四郎がカギを握る芝居だと思った。 兄の盛綱は鎌倉方、弟の […]
2021年9月27日 / 最終更新日 : 2021年10月3日 矢部義徳 その他 【九月大歌舞伎】「お江戸みやげ」田舎の純朴な後家さんの恋心に思わずキュンとなる 歌舞伎座で「九月大歌舞伎」第一部を観ました。(2021・09・20) 「お江戸みやげ」に、田舎の純朴な女性の恋心を見て、嬉しい気持ちになった。 結城から毎年江戸に来る呉服の行商、お辻とおゆうの二人組は、どちらも夫に先立た […]
2021年9月26日 / 最終更新日 : 2021年10月3日 矢部義徳 演芸 【猫じゃ猫じゃの会】「猫定」の熱演に、名手・柳家さん喬の真骨頂を見た 江戸東京博物館小ホールで「猫じゃ猫じゃの会」を開きました。(2021・09・25) ♬猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが 猫が下駄履いて 絞りの浴衣で来るものか おっちょこちょいのちょい~♪ おっちょこちょい節は文政年間に流 […]