2020年11月14日 / 最終更新日 : 2020年11月16日 矢部義徳 演芸 田辺いちか「曲馬団の女」「生か死か」 十二代目南鶴の創作講談が戦後75年の現在に語り継がれる意味の大きさ 道楽亭ネット寄席で「きく麿・いちか二人会」(2020・10・29)、らくごカフェで「田辺いちかの会」(11・14)を観ました。 田辺一鶴先生は髭の講談師として、僕の記憶にもある。その弟子の一邑先生の弟子が田辺いちかさんだ […]
2020年11月13日 / 最終更新日 : 2020年11月16日 矢部義徳 演芸 三遊亭粋歌「二人の秘密」 現代の風景を切り取る新作派は来春、真打に昇進。二人の先輩が太鼓判を押す実力が花開く。 横浜にぎわい座で「三遊亭粋歌独演会」を観ました。(2020・11・13) 粋歌さんの創る新作は奇抜に感じられないところがいい。もちろん、デフォルメはあるけれど、日常の風景の中を切り取った1コマを描いていて、「そういうこと […]
2020年11月12日 / 最終更新日 : 2020年11月16日 矢部義徳 演芸 【よみらくご 伯山スペシャル】講談界の革命児の熱量は、大名跡襲名後も変わらない。いや、さらに熱い。 よみうり大手町ホールで「よみらくご 伯山スペシャル」を観ました。(2020・11・12) 神田松之丞さんが真打に昇進し、六代目伯山という大名跡を襲名したのが、今年の2月。ここ数年でグングンと人気が急上昇した彼の披露目は物 […]
2020年11月11日 / 最終更新日 : 2020年11月16日 矢部義徳 演芸 神田松鯉 講談には男の美学があり、夢がある。そして、日本人が忘れてはいけない“惻隠の情”がある。 マイナビ新書から出版された神田松鯉著「人生を豊かにしたい人のための講談」を読みました。 新宿末廣亭の11月下席(21日~30日)夜の部は、毎年恒例の神田松鯉先生が主任を務める「赤穂義士伝特集」である。 21「殿中松の廊下 […]
2020年11月10日 / 最終更新日 : 2020年11月13日 矢部義徳 演芸 立川吉笑「見たことも聞いたこともない虫」入門から10年。栴檀は双葉より芳し。ますます面白くなる擬古典落語に天賦の才を見た。 はてなブログで「立川吉笑ひとり会」9月回と10月回を観ました。 吉笑さんが入門して10年になったそうだ。2010年10月、当時「月刊談笑」を北沢タウンホールでやっていて、そこで弟子入り志願。翌11月に見習いになった。12 […]