2022年6月28日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 橘家文蔵「飴売り卯助」前科者でも真面目に更生して幸せな暮らしを享受していたのに…男の悲哀を見事に描く らくごカフェで「ザ・プレミアム文蔵」を観ました。(2022・06・26) 橘家文蔵「飴売り卯助」(松本清張「左の腕」原作)が素晴らしかった。 何より、過去に犯罪を犯し、島流しになった経歴のある卯助が刑期を終えた後は、立派 […]
2022年6月26日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 古今亭駒治「ひろしのおっかけ音頭」同じ生きがいを持った同士、いがみあったりしても実は仲良し 西巣鴨スタジオフォーで「駒治伝説」を観ました。(2022・06・25) この会は古今亭駒治師匠が新作落語を2席ネタおろしする隔月の会だ。その精力的な創作意欲に圧倒される。 「ふたりの秘密」は、鉄道マニアの少年が同じく鉄道 […]
2022年6月25日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 神田紅純「夫婦餅」改心して、真面目に働く。周囲の支えがあることを決して忘れてはいけない。 上野広小路亭で「新鋭女流花便り寄席」を観ました。(2022・06・24) 神田紅純さんの「夫婦餅」が良かった。 相撲好きという道楽で身を滅ぼすが、最後に奮起すればハッピーエンドという読み物だが、そこには支援してくれる女房 […]
2022年6月24日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 田辺凌天「般若の面」何事も一所懸命な気持ち、真っ直ぐな心が大切と教えてくれる 上野広小路亭で「新鋭女流花便り寄席」を観ました。(2022・06・24) 田辺凌天さんの「般若の面」が印象に残った。 夜逃げしようかと相談するほど借金に苦しんでいた両親を見て、自ら奉公に出ると言い出した娘のお定の甲斐甲斐 […]
2022年6月22日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 三遊亭兼好「妾馬」お涙頂戴には決してしない、明るくて軽妙洒脱な高座が何よりの魅力。 日本橋社会教育会館で「三遊亭兼好 人形町噺し問屋」、国立演芸場で「けんこう一番!」を観ました。(2022・06・16&22) 「噺し問屋」では、「あくび指南」と「文違い」を聴いた。実に軽妙洒脱。かつ兼好カラーにしっかりと […]