2022年6月24日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 田辺凌天「般若の面」何事も一所懸命な気持ち、真っ直ぐな心が大切と教えてくれる 上野広小路亭で「新鋭女流花便り寄席」を観ました。(2022・06・24) 田辺凌天さんの「般若の面」が印象に残った。 夜逃げしようかと相談するほど借金に苦しんでいた両親を見て、自ら奉公に出ると言い出した娘のお定の甲斐甲斐 […]
2022年6月22日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 三遊亭兼好「妾馬」お涙頂戴には決してしない、明るくて軽妙洒脱な高座が何よりの魅力。 日本橋社会教育会館で「三遊亭兼好 人形町噺し問屋」、国立演芸場で「けんこう一番!」を観ました。(2022・06・16&22) 「噺し問屋」では、「あくび指南」と「文違い」を聴いた。実に軽妙洒脱。かつ兼好カラーにしっかりと […]
2022年6月21日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 神田伯山「大名花屋」襲名後も講談人気をグイグイ引っ張る。力強さと優しさを兼ね備えた男。 練馬文化センターで「神田伯山独演会」を観ました。(2022・06・20) 今の講談人気があるのは、やはり伯山先生が松之丞時代からコツコツと努力と工夫で積み上げてきた成果であるのは誰も認めるところだろう。そして、真打に昇進 […]
2022年6月20日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 立川吉笑「乙の中の甲」“理屈っぽい”が誉め言葉になる。新作落語の旗手は真打計画へ。 表参道ラパンエアロで「立川吉笑ひとり会」を観ました。(2022・06・18) 「理屈っぽい」という形容詞は、普通はネガティブな意味に使われるが、吉笑落語の場合はこの形容詞が誉め言葉になる面白さがある。聴き手が演者の理屈に […]
2022年6月19日 / 最終更新日 : 2022年6月23日 矢部義徳 演芸 【渋谷らくご6月公演】「しゃべっちゃいなよ」の落語界にとっての大きな存在意義を思う 配信で「渋谷らくご6月公演 しゃべっちゃいなよ」を観ました。(2022・06・14) 落語界における、この「しゃべっちゃいなよ」の意義はとても大きいと思う。プロデューサーを務める林家彦いち師匠が、まだ新作を手がけたことも […]