2020年8月14日 / 最終更新日 : 2020年8月21日 矢部義徳 演芸 これぞ「三三の落語」 柳家伝統の“滑稽”を、自分のスタイルで昇華させる柳家三三 よみうりホールで「柳家三三独演会」を観ました。(2020・08・14) よく喬太郎師匠が「未来の人間国宝は三三にまかせた!」と言うことがあるけれども、あながち虚言ではないと僕は思っている。小学生で「文違い」で落語に目覚め […]
2020年8月13日 / 最終更新日 : 2020年8月21日 矢部義徳 その他 「イヌビト」 今の状況下だからこそ、人と人とが触れ合い、対峙することの貴重さを 新国立劇場で「イヌビト」を観ました。(2020・08・13) コロナ禍の中、心に刺さる芝居だった。この今の社会状況になる前に本は書かれた。しかし、世の中が変わり、我々の暮らしや意識が変わってしまった。それを踏まえて、長塚 […]
2020年8月12日 / 最終更新日 : 2020年8月22日 矢部義徳 演芸 鈴々舎馬るこ「大工調べ」 棟梁の啖呵はミステリー仕立て。大家はとことん悪党だった。画期的な改作に拍手喝采! 配信で「まるらくご 爆裂ドーン!」を観ました。(2020・08・11) 改作の雄、鈴々舎馬るこ師匠について、7月23日のブログに書きましたが、8月の勉強会の配信で演じた「大工調べ」の素晴らしさに感動し、筆を執りました。こ […]
2020年8月11日 / 最終更新日 : 2020年8月20日 矢部義徳 演芸 三遊亭白鳥「火焔太鼓」 志ん朝が死んでも落語の灯は消えず。皆が「自分の落語」と格闘した。 晴れ豆TVで「代官山夜咄 三遊亭白鳥2020」を観ました。(2020・07・24) 古今亭志ん朝師匠が亡くなったのは2001年10月1日。もう、20年近くになるのか、と思うと感慨深い。この日、白鳥師匠は一席目に「火焔太鼓 […]
2020年8月10日 / 最終更新日 : 2020年8月19日 矢部義徳 演芸 柳家小三治「小言念仏」と「粗忽長屋」 高座百遍とは何か、を教えてくれた よみうりホールで「柳家小三治 夏の会」を観ました。(2020・08・10) 小三治師匠は「粗忽長屋」を終えて、深々と頭を下げてお辞儀をしたあと、客席に向かって呼びかけた。「皆さん、今、コロナと戦っている方が大勢います。医 […]