2021年3月4日 / 最終更新日 : 2021年3月6日 矢部義徳 演芸 玉川奈々福「飯岡助五郎の義侠」 まるで“天保水滸伝”の第一話のように、そのスピンオフは圧倒的な迫力で僕を引き込んだ。 木馬亭で「日本浪曲協会 3月定席」を観ました。(2021・03・04) 玉川奈々福さんが天保水滸伝のスピンオフで作った「飯岡助五郎の義侠」を聴いた。先月28日に渋谷ユーロライブで開催された「ぜーんぶ自作♡新作フェス!!# […]
2021年3月3日 / 最終更新日 : 2021年3月6日 矢部義徳 演芸 三門柳「瞼の母」これぞ浪花節。生き別れた息子に意地を張っていた母親の情愛が最後に溢れ出す。 木馬亭で「日本浪曲協会 3月定席」を観ました。(2021・03・03) 三門柳師匠の「瞼の母」を聴いた。長谷川伸作、三門博脚色。番場の忠太郎の母に会いたいと探し求めている一心な思いと、やくざ者になった息子には会えないと頑 […]
2021年3月2日 / 最終更新日 : 2023年12月24日 矢部義徳 演芸 【追悼 鏡味仙三郎】「お待たせしました。寄席の吉右衛門です」きょうの寄席は楽しかったと言われるために。 太神楽の鏡味仙三郎師匠が1月30日に亡くなった。74歳だった。 仙三郎さんと言えば、「お待たせしました。寄席の吉右衛門です」と言って、ドラが袖から鳴り、ズッコケるのが定番で、その後に見せる絶品の土瓶芸で客席はいつも息を飲 […]
2021年3月1日 / 最終更新日 : 2021年3月4日 矢部義徳 演芸 神田桜子「固定概念にしばられない講談をめざして」 3月28日開催予定の「音曲師・桂小すみ なんじゃこりゃあ!」にゲスト出演する講談師の神田桜子さんにインタビューしました。(以下敬称略) 神田桜子は大阪で生まれ育った。幼少時代に母親から本の読み聞かせをしてもらうのが大好き […]
2021年2月28日 / 最終更新日 : 2021年3月2日 矢部義徳 演芸 【三遊亭粋歌・春風亭正太郎ひざふに二人会】二ツ目を卒業し、新たに旅立つ二人が春一番を吹かせてくれた。 江戸東京博物館小ホールで「三遊亭粋歌・春風亭正太郎ひざふに二人会」を開きました。 二人の真打披露興行まで三週間を切った。粋歌さんは新作派らしく、ご自分でお考えになった弁財亭和泉に改名しての昇進。芸能を司る女性神の弁財天は […]