2021年2月22日 / 最終更新日 : 2021年2月22日 矢部義徳 その他 【2月文楽公演】「伽羅先代萩」乳人政岡の徹底した忠義心。幼い鶴喜代君の武士としての心得。母の教えを頑なに守る千松の健気。 国立小劇場で「2月文楽公演 伽羅先代萩」を観ました。(2021・02・15) この演題の最大の眼目は何と言っても、乳人政岡の徹底した忠義心だろう。それは、それは、幼くして為政者となった若君の鶴喜代を徹底的に守るという忠義 […]
2021年2月21日 / 最終更新日 : 2021年2月21日 矢部義徳 その他 【2月文楽公演】「冥途の飛脚」色恋と金はいつも付いて廻る。ダメ男は悪いことと判っていても女に走る。 国立小劇場で「2月文楽公演 冥途の飛脚」を観ました。(2021・02・12) 飛脚問屋というのは現在の銀行のようなものであろう。大和の百姓の家から「鑑と言はれた」飛脚問屋の養子に入った忠兵衛は順調に商売を手がけていたが、 […]
2021年2月2日 / 最終更新日 : 2021年2月2日 矢部義徳 その他 【歌伝説 ちあきなおみの世界】活動休止から来年で30年。喝采はいまだ鳴りやまない・・・。 NHK-BS2の録画で「歌伝説 ちあきなおみの世界」を観ました。 この番組の初回放送は2005年11月。1992年に突然芸能活動を休止した、ちあきなおみの魅力をたっぷりと伝える90分の番組は大反響を呼び、6回の再放送を重 […]
2020年12月27日 / 最終更新日 : 2020年12月27日 矢部義徳 その他 【23階の笑い】放送作家がコントを書くことで競い合っていた時代に思いを馳せ、三谷幸喜はあえてノスタルジックに演出した。 世田谷パブリックシアターで「23階の笑い」を観ました。(2020・12・16) テレビは夢を運んでくれるおもちゃ箱だった。僕が生まれたのが1964年。東京オリンピックが開催され、その開会式がカラーで生中継された。テレビ受 […]
2020年12月25日 / 最終更新日 : 2020年12月26日 矢部義徳 その他 【ある八重子物語】“女役者”ではなく、“女優”であれ。初代水谷八重子の魂への井上ひさしの敬意が溢れる。 東京芸術劇場シアターイーストで「ある八重子物語」を観ました。(2020・12・25) 井上ひさし先生のあっぱれな脚本に舌を巻いた。舞台は三幕ある。昭和16年、18年、21年。花街・柳橋にある医院を舞台に、そこに暮らす人々 […]