2022年3月4日 / 最終更新日 : 2022年3月24日 矢部義徳 その他 【歌舞伎名作入門】「近江源氏先陣館―盛綱陣屋―」戦乱の悲劇を身替りと首実検に見た 国立劇場で「近江源氏先陣館―盛綱陣屋―」を観ました。(2022・03・04) 高綱の一子小四郎は13歳。盛綱の一子で従兄弟に当たる小三郎と初陣で戦うが、生け捕られ、北条時政の命により盛綱の陣屋に留め置かれる。しかし実は高 […]
2022年2月28日 / 最終更新日 : 2022年3月23日 矢部義徳 その他 【二月大歌舞伎 第3部】「鼠小僧次郎吉」蜆売り三吉を丑之助が達者に演じる姿に共感を覚えた 歌舞伎座で「二月大歌舞伎 第3部」を観ました。(2022・02・24) 「鼠小僧次郎吉」 菊之助が鼠小僧、その子息丑之助が蜆売り三吉を演じた。これは、大正14年2月に六世菊五郎と七世尾上梅幸が市村座で演じて以来、96年ぶ […]
2022年2月27日 / 最終更新日 : 2022年3月23日 矢部義徳 その他 【二月大歌舞伎 第2部】「義経千本桜」渡海屋・大物浦 仁左衛門の一世一代の芝居に胸熱くなる 歌舞伎座で「二月大歌舞伎 第2部」を観ました。(2022・02・14) 「義経千本桜」渡海屋・大物浦 片岡仁左衛門、一世一代にて相勤め申し候である。大物浦の最後の場面では、満身創痍の知盛の壮絶な立ち廻りと鬼気迫る執念、そ […]
2022年2月26日 / 最終更新日 : 2022年3月23日 矢部義徳 その他 【二月大歌舞伎 第1部】「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」義を語る次期将軍vs情熱的な浪士 歌舞伎座で「二月大歌舞伎 第1部」を観ました。(2022・02・03) 「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」。 次期将軍と目されている徳川綱豊卿は政治に興味のないふりをしつつ赤穂浪士に心を寄せ、「浅野家の再興と仇討は両立できな […]
2022年2月23日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 矢部義徳 その他 【二月文楽 第3部】「平家女護島」俊寛の感情の揺れ動きに、観客も心揺さぶられる 国立小劇場で「二月文楽 第3部」を観ました。(2022・02・18) 「平家女護島」鬼界が島の段。俊寛の感情の揺れ動きに、観ているこちら側も何度も心が揺さぶられる浄瑠璃だ。 平家打倒の陰謀の罪で島流しになった俊寛。同じ罪 […]