2020年10月23日 / 最終更新日 : 2020年10月24日 矢部義徳 演芸 一龍斎貞寿「赤穂義士伝」 殿中刃傷から討ち入りまでの1年10ヶ月を見事な構成で読む。その講談への愛に感動。 上野広小路亭で「寿会 一龍斎貞寿独演会」を観ました。(2020・10・23) 貞寿先生は講談を愛する講談師である。どこに講談を愛していない講談師があろうか、とお叱りを受けそうだが、その「愛」の熱量が物凄いのである。「シャ […]
2020年10月22日 / 最終更新日 : 2020年10月23日 矢部義徳 演芸 柳家小三治「青菜」 肚の中の噺をゆっくりと丁寧に取り出して紡ぐ。80歳、コロナ禍の中で人間国宝の素晴らしい高座に感激した。 めぐろパーシモンホールで「柳家小三治 秋の会」を観ました。(2020・10・21) 小三治師匠はよく「わたしの落語には台本がない」と言う。つまりは噺を肚に入れ、そこから湧き出す言葉を紡ぐ作業をするのが高座というものだ、と […]
2020年10月21日 / 最終更新日 : 2020年10月21日 矢部義徳 演芸 柳家さん喬「中村仲蔵」 創意工夫の役者魂はそのまま、さん喬師匠の高座に向き合う姿に通じる。 よみうり大手町ホールで「ザ・柳家さん喬」を見ました。(2020・09・30) 精力的なさん喬師匠にはいつも感服している。この日は四席。「浮世床」「木乃伊取り」「鴻池の犬」「中村仲蔵」を、たっぷり3時間。至福の時間と空間で […]
2020年10月20日 / 最終更新日 : 2020年10月21日 矢部義徳 演芸 柳家権太楼「唐茄子屋政談」 七十を超えてもなお、噺に磨きをかける作業を怠らない姿勢に感服 日本橋公会堂で「権太楼ざんまい」を観ました。(2020・09・23) 柳家権太楼師匠は情熱の人だ。「私は同じネタを納得いくまで何度でもかける癖がありまして」と断りつつ、「でも、これは今年最後にします!」と言って、「唐茄子 […]
2020年10月19日 / 最終更新日 : 2020年10月21日 矢部義徳 演芸 【二ツ目勉強会 やっちゃう?!】個性の違う4人が切磋琢磨する場として順調なスタート! お江戸両国亭で「二ツ目勉強会 やっちゃう?!」を開催しました。 コロナという逆風にくじけない。チャレンジ精神で追い風に変えろ。今年二ツ目に昇進したばかりの若手落語家4人が大胆不敵に挑む高座を目撃せよ!というコンセプトでス […]