2021年9月8日 / 最終更新日 : 2021年9月8日 矢部義徳 演芸 三遊亭萬橘「妾馬」身分の違いなんかに頓着しない八五郎の人間味が素敵だ! 日本橋公会堂で「四季の萬会スペシャル 三遊亭萬橘独演会」を観ました。(2021・09・04) 萬橘師匠の鋭い視点が光る「妾馬」に膝を打ち、腑に落ちた。八五郎の「身分の違いなんて糞食らえだ」という姿勢が徹底的に一貫している […]
2021年9月7日 / 最終更新日 : 2021年9月7日 矢部義徳 演芸 澤孝子「一本刀土俵入り」真っ直ぐに生きる茂兵衛を励ます人情味溢れるお蔦の温かさに胸が熱くなる 木馬亭で「日本浪曲協会 9月定席」三日目を観ました。(2021・09・03) 澤孝子師匠の高座は、とても80歳を過ぎているとは思えない。力強くて、ゆえに説得力があって、人情深くて、ほろりとさせて…。この日は、名作「一本刀 […]
2021年9月6日 / 最終更新日 : 2021年9月6日 矢部義徳 演芸 港家小柳丸「侍子守唄」血が繋がっていない“父と娘”だからこそ、深い絆で結ばれていることに心打たれる 木馬亭で「日本浪曲協会 9月定席」三日目を観ました。(2021・09・03) 港家小柳丸先生の高座を初めて拝聴した。「侍子守唄」。とても良かった。紀州の浪人、小牧新八郎は困窮し、強盗殺人はしたけれど、本当は心の優しい温か […]
2021年9月5日 / 最終更新日 : 2021年9月5日 矢部義徳 演芸 春風亭一之輔「豊志賀の死」愛情と憎しみは表裏一体。その愛憎劇には人間の悲哀が描かれている。 国立演芸場で「真一文字の会 春風亭一之輔勉強会」を観ました。(2021・09・02) 「豊志賀の死」が素晴らしい出来だった。この噺は怪談というよりは、愛憎劇みたいなところがあって、豊志賀と新吉、それぞれのそれぞれに対する […]
2021年8月31日 / 最終更新日 : 2021年9月1日 矢部義徳 演芸 【鈴本余一会 春風亭一之輔独演会】寄席文化の繁栄に、寄席文字の伝承は欠かせない魅力的な要素だ 鈴本演芸場余一会で「春風亭一之輔独演会」を観ました。(2021・08・31) 特別ゲストに橘流寄席文字書家の橘右樂師匠をお迎えしての独演会。中入り後の対談、そして寄席文字実演が実に興味深かった。 右樂師匠の寄席文字教室に […]