2021年3月11日 / 最終更新日 : 2021年3月11日 矢部義徳 演芸 【止まらない男 噺家・柳家小三治】自分をいかにそのまま素直に仕事に表せるかが芸。だけど、うまく見せてやろうとしちゃう。 NHK―BS1の録画で「ザ・ヒューマン 止まらない男 噺家・柳家小三治」を観ました。(2021・03・09) 小三治師匠を描いたドキュメンタリーの中でも秀逸な作品ではなかったろうか。ディレクターと師匠の距離感が絶妙で、「 […]
2021年3月10日 / 最終更新日 : 2021年3月11日 矢部義徳 演芸 柳家さん喬「鰍沢」三味線を効果的に使った演出で、サスペンスに富むスペクタクル落語に痺れた。 国立演芸場で「さん喬十八番集成」を観ました。(2021・03・09) 柳家さん喬師匠の「鰍沢」に痺れた。都合3箇所の恩田えり師匠の三味線が入り、噺に緊張感を高めた。冒頭、大川屋新助が身延山に向かう途中、吹雪に遭い、命を落 […]
2021年3月9日 / 最終更新日 : 2021年3月9日 矢部義徳 演芸 田辺いちか「カナリアと軍人」明治の軍人の純愛が実を結んだかに見えたが…連続モノは続きが気になる! 道楽亭ネット寄席で「春風亭一花・田辺いちか二人会」を観ました。(2021・03・07) 田辺いちかさんの「カナリアと軍人」が良かった。「仁礼半九郎」という連続物の序開きの一席で、今年1月に講談協会の初席で聴いたのが最初だ […]
2021年3月8日 / 最終更新日 : 2021年3月8日 矢部義徳 演芸 古今亭文菊「庖丁」上手く演じないと嫌な噺を、独特の可笑しみを生かしてプラスに変換する話芸は絶品 国立演芸場で「花形演芸会」を観ました。(2021・03・06) 古今亭文菊師匠の「庖丁」が秀逸だった。久次が旧友の寅に頼んで、自分の留守に自分の女房を口説かせて、そこへ自分が「間男見つけた!」と乗り込んで、女房を田舎の芸 […]
2021年3月7日 / 最終更新日 : 2021年3月7日 矢部義徳 演芸 天光軒満月「涙の門出 召集令」戦争という悲しい人間ドラマに、令和の時代に学ぶべき人の情けを見出した。 木馬亭で「日本浪曲協会 3月定席」を観ました。(2021・03・05) 天光軒満月先生で「涙の門出 召集令」を観ました。舞台は明治37年、日露の国交が断絶した年である。松岡幸三が明日には満州へ行かなくてはいけない。その妻 […]