2020年12月11日 / 最終更新日 : 2020年12月14日 矢部義徳 演芸 シリーズ【あのときの高座】②柳家三三「札所の霊験」(2011年11月14日) 2011年11月14日。日本橋公会堂での公演から。 サブタイトルに「明治~大正 いにしえの寄席を再現」とある。なるほど、会場に到着すると、舞台は古めかしい寄席の高座を思わせるしつらえのセットが組まれている。関東大震災まで […]
2020年12月10日 / 最終更新日 : 2020年12月14日 矢部義徳 演芸 シリーズ【あのときの高座】①立川談春「たちきり」(2010年3月27日) 2010年3月27日。新宿厚生年金会館大ホールの公演から。 落語界のおくりびと、談春師匠は歌舞伎座、大阪フェスティバルホールに続き、収容人数2000人のこの大ホールを昼夜2公演、満席にした。ちなみに、このホールは28日に […]
2020年12月9日 / 最終更新日 : 2020年12月10日 矢部義徳 演芸 立川笑二「お直し」 貧乏のどん底に落ちて、“蹴転”という地獄で再起を図る夫婦の情愛。腑に落ちる高座を模索する30歳。 道楽亭ネット寄席で「立川笑二独演会」を観ました。(2020・12・09) 笑二さんの「お直し」は以前にも聴いたことがあるが、今回の配信を聴いて改めてその良さを味わうことができた。「お直し」を演る前に、「元犬」をかけたが、 […]
2020年12月8日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 矢部義徳 演芸 柳家小三治「長短」 落語ができる幸せに感謝をこめた高座。落語が聴ける幸せに感謝する高座。 東京芸術劇場プレイハウスで「柳家小三治独演会」を観ました。(2020・12・07) 小三治師匠はコロナ自粛期間が明けてからの独演会で必ずやるようになったことがある。落語を終えて拍手をもらったら、幕を閉めるのではなく、もう […]
2020年12月7日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 矢部義徳 演芸 笑福亭鶴瓶「らくだ」 六代目松鶴の十八番の精神を受け継ぐ。愛情溢れる温かい高座に涙が滲んだ。 赤坂ACTシアターで「笑福亭鶴瓶落語会」を観ました。(2020・12・06) 鶴瓶師匠の落語は温かい。一席目の「かんしゃく」は師匠である六代目松鶴の思い出をデフォルメした逸品だ。上方落語四天王の中でも逸話が多い松鶴師匠だ […]