2020年8月11日 / 最終更新日 : 2020年8月20日 矢部義徳 演芸 三遊亭白鳥「火焔太鼓」 志ん朝が死んでも落語の灯は消えず。皆が「自分の落語」と格闘した。 晴れ豆TVで「代官山夜咄 三遊亭白鳥2020」を観ました。(2020・07・24) 古今亭志ん朝師匠が亡くなったのは2001年10月1日。もう、20年近くになるのか、と思うと感慨深い。この日、白鳥師匠は一席目に「火焔太鼓 […]
2020年8月10日 / 最終更新日 : 2020年8月19日 矢部義徳 演芸 柳家小三治「小言念仏」と「粗忽長屋」 高座百遍とは何か、を教えてくれた よみうりホールで「柳家小三治 夏の会」を観ました。(2020・08・10) 小三治師匠は「粗忽長屋」を終えて、深々と頭を下げてお辞儀をしたあと、客席に向かって呼びかけた。「皆さん、今、コロナと戦っている方が大勢います。医 […]
2020年8月9日 / 最終更新日 : 2020年8月17日 矢部義徳 演芸 春風亭一之輔 その咄嗟の機転と配慮とユーモア ライブならではの愉しさがここに 世田谷パブリックシアターで「せたがや夏いちらくご」を観ました。(2020・08・09) 言うまでもないが、一之輔師匠は心優しい噺家さんである。サービス精神旺盛なことも、そのナマの高座を何度かご覧になれば、声を大にすること […]
2020年8月8日 / 最終更新日 : 2020年8月16日 矢部義徳 演芸 柳家権太楼「鼠穴」 天国の今野徹さんとの約束には続編がある。落語への飽くなき執念に最敬礼 日本橋社会教育会館で「権太楼 人形町スペシャル」を観ました。(2020・08・08) 開口一番、「よく来てくださいました。同窓会みたいだな」と、権太楼師匠は言った。僕自身、鈴本の初席で「代書屋」を聴いて以来、この8月まで […]
2020年8月7日 / 最終更新日 : 2020年8月16日 矢部義徳 演芸 プライドとナイーヴを両方含有したガラス細工のように、その才能は輝いて 柳家わさび 内幸町ホールで「わさびの第二診察室」を観ました。(2020・08・07) 柳家わさび師匠は「自分の落語」に対する確固たる自信をお持ちだと僕は思っている。プライドを持って高座に上がっていると僕は察している。それと同時に、物 […]