2021年6月3日 / 最終更新日 : 2021年6月9日 矢部義徳 演芸 富士琴美「田宮坊太郎少年時代」冷静な判断と深い愛情で、利発な子どもの成長を願う母親の願いが沁みた。 木馬亭で「日本浪曲協会6月定席初日」を観ました。(2021・06・01) トリの雲月師匠の前(“もたれ”という位置だそうだ)で演じた、富士琴美さんの「田宮坊太郎少年時代」が印象的だった。夫が騙し討ちに遭い、亡くなり、遺児 […]
2021年6月2日 / 最終更新日 : 2021年6月8日 矢部義徳 演芸 柳家三三「白鳥のみつぐみ」古典に裏打ちされた話芸の上手さが、新作の才能と合体することで最高の傑作が生まれた。 紀伊國屋ホールで「白鳥・三三 両極端の会」を観ました。(2021・06・02) 今回が15回目になる「両極端の会」は2009年にスタート。どちらかが「宿題」を出して、出された方が挑戦する企画は、第3回に白鳥師匠が三三師匠 […]
2021年6月1日 / 最終更新日 : 2021年6月8日 矢部義徳 演芸 【春の新真打五人の会】“コロナ真打”の5人だったからこそ、一致団結してできたことがある。その結束力に拍手だ。 深川江戸資料館で「春の新真打五人の会」を開きました。(2021・05・31) 今年3月21日の上野鈴本演芸場初日を皮切りに、5月20日の国立演芸場千穐楽まで、緊急事態宣言の影響で5月11日のみ休止となったものの、春の新真 […]
2021年5月25日 / 最終更新日 : 2021年5月31日 矢部義徳 演芸 春風亭百栄「七ツのツボを押す男」「少年ジャンプ」の黄金時代をユーモアに包んでリスペクトした新作落語に拍手喝采! 西巣鴨スタジオフォーで「春風亭百栄勉強会 もちゃ~ん」を観ました。(2021・05・23) 百栄師匠の毎月の勉強会は長年落語協会の二階でおこなわれてきたが、このコロナ禍以来、この会場が使えなくなり、去年2月を最後に途絶え […]
2021年5月21日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 矢部義徳 演芸 玉川太福「阿武松緑之助」大飯食らいの長吉に面喰いながらも、事情を聞き出す宿屋主人の優しさ。演者の温かい人柄と重なった。 江戸東京博物館小ホールで「玉川太福 うなる!浪曲人物伝」を開きました。(2021・05・20) 太福さんは温かい。それは、お人柄が温かいという意味が当然あるが、それと同時にそこから滲み出る浪曲が温かい。浪曲はお涙頂戴が多 […]