2021年5月21日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 矢部義徳 演芸 玉川太福「阿武松緑之助」大飯食らいの長吉に面喰いながらも、事情を聞き出す宿屋主人の優しさ。演者の温かい人柄と重なった。 江戸東京博物館小ホールで「玉川太福 うなる!浪曲人物伝」を開きました。(2021・05・20) 太福さんは温かい。それは、お人柄が温かいという意味が当然あるが、それと同時にそこから滲み出る浪曲が温かい。浪曲はお涙頂戴が多 […]
2021年5月20日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 矢部義徳 演芸 春風亭柳枝「大工調べ」素直で可愛いキャラクターの与太郎に肩入れしたくなる。細工は流々仕上げを御覧じろ。 国立演芸場で「春風亭柳枝真打昇進襲名披露」を観ました。(2021・05・19) 都内4軒の真打昇進披露が終わって、残すは国立演芸場。柳枝師匠にとっては、10回目の披露目で、つまりこれが本当の大千穐楽になる。国立の披露目は […]
2021年5月19日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 矢部義徳 演芸 弁財亭和泉「銀座なまはげ娘」スキルを磨く上昇志向を持ちながら、ダメンズを見抜けない女の性が我々現代人の共感を呼ぶ。 国立演芸場で「弁財亭和泉真打昇進披露」を観ました。(2021・05・18) 都内4軒の定席の披露目が終わり、最終ラウンドの国立演芸場のこの披露目で、最後となる10回目の口上で新真打和泉の師匠である歌る多は「謙虚でいなくて […]
2021年5月3日 / 最終更新日 : 2021年5月3日 矢部義徳 演芸 春風亭柳枝「甲府ぃ」純朴で誠実な人柄ゆえに皆から愛される善吉の旅立ち。柳枝師匠の新たなる旅立ちと重なり、目が潤んだ。 池袋演芸場で「春風亭柳枝真打昇進襲名披露興行」を観ました。(2021・04・30) 都内4つの定席の披露目の大千穐楽である。鈴本の大初日を大名跡を継いだ柳枝師匠で迎え、40日間、他の4人の新真打と交代で披露目をおこない、 […]
2021年4月27日 / 最終更新日 : 2021年5月1日 矢部義徳 演芸 【桂米朝一門60年の軌跡】枝雀、吉朝の死を乗り越えて、米朝落語の真髄は「噺を愛する」弟子たちに受け継がれていく NHK総合テレビの録画で「苦節を笑いに変えて~桂米朝一門60年の軌跡~」を観ました。(2008年9月5日放送) 米朝師匠の息子である小米朝師匠が五代目米團治を襲名するタイミングで放送された番組だ。米朝師匠が亡くなったのは […]