2020年10月10日 / 最終更新日 : 2020年10月10日 矢部義徳 演芸 林家正雀「梅若礼三郎」 “義賊”に流れる人間の情にグッとくる。ストーリーテリングとしての落語の醍醐味がここにある。 国立演芸場で「彦六ばなし」を観ました。(2020・09・22) 「梅若礼三郎」という噺は「圓生百席」に収録された音は聴いたことがあったが、ナマの高座は聴いたことがなかった。ネット検索すると、三遊亭圓生の「梅若」ばかり出て […]
2020年10月9日 / 最終更新日 : 2020年10月9日 矢部義徳 演芸 新作落語はもはや“邪道”ではない。作者以外の噺家が習い、演ることがニューノーマルに! 池袋演芸場で「福袋演芸場 落語協会 新作トリビュートの会」を観ました。(2010・09・22) きのうに引き続いての福袋演芸場。一番の先輩である粋歌さんが音頭をとって、粋歌含めた5人のメンバーが、「落語協会所属の噺家が創 […]
2020年10月8日 / 最終更新日 : 2020年10月8日 矢部義徳 演芸 春風亭正太郎「めだか」 稲荷町の文芸人情噺への挑戦に九代柳枝襲名への意気込みを見た 池袋演芸場で「福袋演芸場 珍品掘り起こしの会」を観ました。(2010・09・21) 二ツ目の噺家さんが独自に企画提案して実施する祝日限定の福袋演芸場。9月21日「珍品掘り起こしの会」、22日「落語協会 新作トリビュートの […]
2020年10月7日 / 最終更新日 : 2020年10月7日 矢部義徳 演芸 【志ん朝七夜】⑦ 志ん朝が行く末を案じていた言葉の文化としての落語 古今亭志ん朝師匠が十八番の「火焔太鼓」のサゲである「半鐘はいけないよ、おジャンになるから」というのは、この先通用しなくなるのではないか、という危惧を生前、というか、かなり以前からされていることはきのうのブログで少し触れた […]
2020年10月6日 / 最終更新日 : 2020年10月6日 矢部義徳 演芸 【志ん朝七夜】⑥ 志ん朝肝いりの「フタベン」で育ったトップランナーたち(下) 二ツ目勉強会(通称「フタベン」)で志ん朝師匠からアドバイスを受け、現在の落語人気の一翼を担っている噺家について、きのう、「フタベン世代」と書かれた長井好弘さんの文章からほんの一部紹介したけれど、もう少し紹介したい。201 […]