2021年9月10日 / 最終更新日 : 2021年9月10日 矢部義徳 演芸 【ザ・柳家権太楼の了見】新人時代の人知れぬ苦労と努力があって、現在の“爆笑王”があるのだなあ。 よみうり大手町ホールで「ザ・柳家権太楼の了見」を観ました。(2021・09・05) オープニング、落語評論家の長井好弘さんと権太楼師匠との対談が興味深かった。 まず八月中席鈴本のお盆興行について。例年、「さん喬・権太楼特 […]
2021年9月9日 / 最終更新日 : 2021年9月9日 矢部義徳 演芸 【三遊亭兼好 大江戸笑百科~遊郭の巻~】吉原は夢を売る場所、落語はその裏側ではなく表を描くからいい 江戸東京博物館小ホールで「三遊亭兼好 大江戸笑百科~遊郭の巻~」を開きました。(2021・09・08) 落語を聴いていて、江戸時代の庶民はこんな暮らしをしていたのかなあ、と想像をめぐらせるのも楽しいものだ。と同時に、もう […]
2021年9月8日 / 最終更新日 : 2021年9月8日 矢部義徳 演芸 三遊亭萬橘「妾馬」身分の違いなんかに頓着しない八五郎の人間味が素敵だ! 日本橋公会堂で「四季の萬会スペシャル 三遊亭萬橘独演会」を観ました。(2021・09・04) 萬橘師匠の鋭い視点が光る「妾馬」に膝を打ち、腑に落ちた。八五郎の「身分の違いなんて糞食らえだ」という姿勢が徹底的に一貫している […]
2021年9月7日 / 最終更新日 : 2021年9月7日 矢部義徳 演芸 澤孝子「一本刀土俵入り」真っ直ぐに生きる茂兵衛を励ます人情味溢れるお蔦の温かさに胸が熱くなる 木馬亭で「日本浪曲協会 9月定席」三日目を観ました。(2021・09・03) 澤孝子師匠の高座は、とても80歳を過ぎているとは思えない。力強くて、ゆえに説得力があって、人情深くて、ほろりとさせて…。この日は、名作「一本刀 […]
2021年9月6日 / 最終更新日 : 2021年9月6日 矢部義徳 演芸 港家小柳丸「侍子守唄」血が繋がっていない“父と娘”だからこそ、深い絆で結ばれていることに心打たれる 木馬亭で「日本浪曲協会 9月定席」三日目を観ました。(2021・09・03) 港家小柳丸先生の高座を初めて拝聴した。「侍子守唄」。とても良かった。紀州の浪人、小牧新八郎は困窮し、強盗殺人はしたけれど、本当は心の優しい温か […]