2020年8月10日 / 最終更新日 : 2020年8月19日 矢部義徳 演芸 柳家小三治「小言念仏」と「粗忽長屋」 高座百遍とは何か、を教えてくれた よみうりホールで「柳家小三治 夏の会」を観ました。(2020・08・10) 小三治師匠は「粗忽長屋」を終えて、深々と頭を下げてお辞儀をしたあと、客席に向かって呼びかけた。「皆さん、今、コロナと戦っている方が大勢います。医 […]
2020年8月9日 / 最終更新日 : 2020年8月17日 矢部義徳 演芸 春風亭一之輔 その咄嗟の機転と配慮とユーモア ライブならではの愉しさがここに 世田谷パブリックシアターで「せたがや夏いちらくご」を観ました。(2020・08・09) 言うまでもないが、一之輔師匠は心優しい噺家さんである。サービス精神旺盛なことも、そのナマの高座を何度かご覧になれば、声を大にすること […]
2020年8月8日 / 最終更新日 : 2020年8月16日 矢部義徳 演芸 柳家権太楼「鼠穴」 天国の今野徹さんとの約束には続編がある。落語への飽くなき執念に最敬礼 日本橋社会教育会館で「権太楼 人形町スペシャル」を観ました。(2020・08・08) 開口一番、「よく来てくださいました。同窓会みたいだな」と、権太楼師匠は言った。僕自身、鈴本の初席で「代書屋」を聴いて以来、この8月まで […]
2020年8月7日 / 最終更新日 : 2020年8月16日 矢部義徳 演芸 プライドとナイーヴを両方含有したガラス細工のように、その才能は輝いて 柳家わさび 内幸町ホールで「わさびの第二診察室」を観ました。(2020・08・07) 柳家わさび師匠は「自分の落語」に対する確固たる自信をお持ちだと僕は思っている。プライドを持って高座に上がっていると僕は察している。それと同時に、物 […]
2020年8月4日 / 最終更新日 : 2020年8月8日 矢部義徳 演芸 三遊亭萬橘 コロナ禍における「強情」と「純情」と 高座へのその思い入れが愛おしい 日本橋社会教育会館で「萬橘 人形町スペシャル」を観ました。(2020・08・04) 三遊亭萬橘師匠は「配信拒否」の噺家さんである。落語はナマで、木戸銭を払って会場に足を運んでいただいたお客様の前で演じてこそ生きる、という […]