2021年9月6日 / 最終更新日 : 2021年9月6日 矢部義徳 演芸 港家小柳丸「侍子守唄」血が繋がっていない“父と娘”だからこそ、深い絆で結ばれていることに心打たれる 木馬亭で「日本浪曲協会 9月定席」三日目を観ました。(2021・09・03) 港家小柳丸先生の高座を初めて拝聴した。「侍子守唄」。とても良かった。紀州の浪人、小牧新八郎は困窮し、強盗殺人はしたけれど、本当は心の優しい温か […]
2021年9月5日 / 最終更新日 : 2021年9月5日 矢部義徳 演芸 春風亭一之輔「豊志賀の死」愛情と憎しみは表裏一体。その愛憎劇には人間の悲哀が描かれている。 国立演芸場で「真一文字の会 春風亭一之輔勉強会」を観ました。(2021・09・02) 「豊志賀の死」が素晴らしい出来だった。この噺は怪談というよりは、愛憎劇みたいなところがあって、豊志賀と新吉、それぞれのそれぞれに対する […]
2021年8月31日 / 最終更新日 : 2021年9月1日 矢部義徳 演芸 【鈴本余一会 春風亭一之輔独演会】寄席文化の繁栄に、寄席文字の伝承は欠かせない魅力的な要素だ 鈴本演芸場余一会で「春風亭一之輔独演会」を観ました。(2021・08・31) 特別ゲストに橘流寄席文字書家の橘右樂師匠をお迎えしての独演会。中入り後の対談、そして寄席文字実演が実に興味深かった。 右樂師匠の寄席文字教室に […]
2021年8月30日 / 最終更新日 : 2021年8月30日 矢部義徳 演芸 柳家わさび「撮れ高家族」「野ざらし」創作にも古典にも感じる、落語に対するリスペクト。現代を描く意識の高さは共通している。 らくごカフェで「月刊少年ワサビ 第149号」を観ました。(2021・08・30) 僕がナマの月ワサを観たのは久しぶりだなあ、と思って調べてみたら、去年9月以来だった。およそ1年ぶり。定員を17人に限定して、徹底した感染予 […]
2021年8月26日 / 最終更新日 : 2021年8月29日 矢部義徳 演芸 立川笑二「お菊の皿」「質屋庫」古典落語の構成や設定に手を加え、リニューアルを図る手腕に冴えがある お江戸上野広小路亭で「立川笑二独演会」を観ました。(2021・08・25) 笑二さんが従来ある古典落語に手を加え、構成や設定を変えて新鮮な高座に作り替える努力をしているのは、さすが談笑一門の弟子だなあと感心する。この日の […]