2021年4月27日 / 最終更新日 : 2021年5月1日 矢部義徳 演芸 【桂米朝一門60年の軌跡】枝雀、吉朝の死を乗り越えて、米朝落語の真髄は「噺を愛する」弟子たちに受け継がれていく NHK総合テレビの録画で「苦節を笑いに変えて~桂米朝一門60年の軌跡~」を観ました。(2008年9月5日放送) 米朝師匠の息子である小米朝師匠が五代目米團治を襲名するタイミングで放送された番組だ。米朝師匠が亡くなったのは […]
2021年4月26日 / 最終更新日 : 2021年4月28日 矢部義徳 演芸 弁財亭和泉「夏の顔色」一篇の短編小説のようであり、優れたショートフィルムのよう。作家性の高い作品をこれからも創り続けてほしい。 池袋演芸場で「弁財亭和泉真打昇進披露興行」を観ました。(2021・04・26) 4つの定席の披露目では、和泉師匠にとって大千穐楽であった。口上で師匠・歌る多から明かされた事実に胸がキュンとなった。舞台上手に飾られている「 […]
2021年4月25日 / 最終更新日 : 2021年4月25日 矢部義徳 演芸 春風亭百栄「とんがり夢枕」自身の落語への畏敬、愛情、感謝がこめられた新作落語に喝采を送りたい 道楽亭ネット寄席で「春風亭百栄ひとりあそび ボクの部屋」を観ました。(2021・04・22) 百栄師匠は32歳のときに春風亭栄枝師匠に入門した。今の落語協会の規定では入門は30歳までだから、認められなかった。それくらい遅 […]
2021年4月19日 / 最終更新日 : 2021年4月20日 矢部義徳 演芸 立川談洲「大工調べ」矛盾だらけの棟梁の啖呵に対し、与太郎の冷静沈着な理詰めの説得で問題解決! 上野広小路亭で「立川談洲独演会」を観ました。(2021・04・18) 談洲さんの「大工調べ」に思わず、膝を打った。前座時代に師匠から習っていいよと許可が出て、稽古をつけてもらってから、2度ほど高座にかけたが、納得がいかず […]
2021年4月16日 / 最終更新日 : 2021年4月20日 矢部義徳 演芸 弁財亭和泉「二人の秘密」老老介護になって知る、お互いを感謝しあう夫婦の情愛。これを美化するのは男のエゴではないと思う。 浅草演芸ホールで「弁財亭和泉真打昇進披露興行」を観ました。(2021・04・16) 鈴本に続き、2回目の和泉師匠の披露目である。口上司会は林家彦いち師匠。副会長の正蔵師匠は開口一番、「彼女が入門したときから、可愛らしい子 […]