2021年4月19日 / 最終更新日 : 2021年4月20日 矢部義徳 演芸 立川談洲「大工調べ」矛盾だらけの棟梁の啖呵に対し、与太郎の冷静沈着な理詰めの説得で問題解決! 上野広小路亭で「立川談洲独演会」を観ました。(2021・04・18) 談洲さんの「大工調べ」に思わず、膝を打った。前座時代に師匠から習っていいよと許可が出て、稽古をつけてもらってから、2度ほど高座にかけたが、納得がいかず […]
2021年4月16日 / 最終更新日 : 2021年4月20日 矢部義徳 演芸 弁財亭和泉「二人の秘密」老老介護になって知る、お互いを感謝しあう夫婦の情愛。これを美化するのは男のエゴではないと思う。 浅草演芸ホールで「弁財亭和泉真打昇進披露興行」を観ました。(2021・04・16) 鈴本に続き、2回目の和泉師匠の披露目である。口上司会は林家彦いち師匠。副会長の正蔵師匠は開口一番、「彼女が入門したときから、可愛らしい子 […]
2021年4月14日 / 最終更新日 : 2021年4月19日 矢部義徳 演芸 春風亭柳枝「佐々木政談」子どものあどけなさ、無邪気さ。お奉行様のおおらかさ。その明るい高座で幸せになれる。 浅草演芸ホールで「九代目春風亭柳枝真打昇進襲名披露興行」を観ました。(2021・04・14) 鈴本、末廣に続いて3回目の披露目を観た。口上の司会は五明楼玉の輔師匠。副会長の正蔵師匠は「この人には品がある」と褒めた。亡くな […]
2021年4月13日 / 最終更新日 : 2021年4月19日 矢部義徳 演芸 立川笑二「妾馬」長屋の連中が皆で育てたおつるだから、殿様も「お世継ぎの目通り」を許した。素敵な噺に痺れた。 道楽亭ネット寄席で「立川笑二独演会」を観ました。(2021・04・11) 笑二さんの「妾馬」がとても良かった。よく「妾馬」はおめでたい噺とされるが、それは町人である八五郎が殿様に気に入られて出世するからだと思う。ただ、妹 […]
2021年4月9日 / 最終更新日 : 2021年4月11日 矢部義徳 演芸 三遊亭萬橘「らくだ」下戸と言いながら実は酒乱だった屑屋と丁の目の半次の立場逆転の面白さ! 日本橋社会教育会館で「萬橘スペシャル」を観ました。(2021・04・09) 三遊亭萬橘師匠の「らくだ」が素晴らしかった。「らくだは殺しても死なない」とか、丁の目の半次ならぬ「チョウザメのパンジー」とか、「良かったら樽に中 […]