2021年5月19日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 矢部義徳 演芸 弁財亭和泉「銀座なまはげ娘」スキルを磨く上昇志向を持ちながら、ダメンズを見抜けない女の性が我々現代人の共感を呼ぶ。 国立演芸場で「弁財亭和泉真打昇進披露」を観ました。(2021・05・18) 都内4軒の定席の披露目が終わり、最終ラウンドの国立演芸場のこの披露目で、最後となる10回目の口上で新真打和泉の師匠である歌る多は「謙虚でいなくて […]
2021年5月3日 / 最終更新日 : 2021年5月3日 矢部義徳 演芸 春風亭柳枝「甲府ぃ」純朴で誠実な人柄ゆえに皆から愛される善吉の旅立ち。柳枝師匠の新たなる旅立ちと重なり、目が潤んだ。 池袋演芸場で「春風亭柳枝真打昇進襲名披露興行」を観ました。(2021・04・30) 都内4つの定席の披露目の大千穐楽である。鈴本の大初日を大名跡を継いだ柳枝師匠で迎え、40日間、他の4人の新真打と交代で披露目をおこない、 […]
2021年4月27日 / 最終更新日 : 2021年5月1日 矢部義徳 演芸 【桂米朝一門60年の軌跡】枝雀、吉朝の死を乗り越えて、米朝落語の真髄は「噺を愛する」弟子たちに受け継がれていく NHK総合テレビの録画で「苦節を笑いに変えて~桂米朝一門60年の軌跡~」を観ました。(2008年9月5日放送) 米朝師匠の息子である小米朝師匠が五代目米團治を襲名するタイミングで放送された番組だ。米朝師匠が亡くなったのは […]
2021年4月26日 / 最終更新日 : 2021年4月28日 矢部義徳 演芸 弁財亭和泉「夏の顔色」一篇の短編小説のようであり、優れたショートフィルムのよう。作家性の高い作品をこれからも創り続けてほしい。 池袋演芸場で「弁財亭和泉真打昇進披露興行」を観ました。(2021・04・26) 4つの定席の披露目では、和泉師匠にとって大千穐楽であった。口上で師匠・歌る多から明かされた事実に胸がキュンとなった。舞台上手に飾られている「 […]
2021年4月25日 / 最終更新日 : 2021年4月25日 矢部義徳 演芸 春風亭百栄「とんがり夢枕」自身の落語への畏敬、愛情、感謝がこめられた新作落語に喝采を送りたい 道楽亭ネット寄席で「春風亭百栄ひとりあそび ボクの部屋」を観ました。(2021・04・22) 百栄師匠は32歳のときに春風亭栄枝師匠に入門した。今の落語協会の規定では入門は30歳までだから、認められなかった。それくらい遅 […]