2020年11月7日 / 最終更新日 : 2020年11月9日 矢部義徳 演芸 三遊亭兼好「品川心中」 廓で生きる女の強かさと、それに騙される男の弱さ。現代に通用する再構成に合点! 三鷹市芸術文化センター星のホールで「三遊亭兼好独演会」を観ました。(2020・11・07) 兼好師匠のユーモアは天下一品である。毒ッ気もあるが、猛毒というほどではなく、山椒は小粒でもぴりりと辛いという感じ。それでは毒では […]
2020年11月6日 / 最終更新日 : 2020年11月9日 矢部義徳 演芸 玉川太福「祐子のセーター」 “ダイちゃん”の温かくて優しい人柄が新作、そして古典浪曲の魅力となる 木馬亭で「玉川太福月例独演会」を観ました。(2020・11・06) 太福さんの師匠が二代目玉川福太郎、その福太郎の師匠が三代目勝太郎(初代福太郎)、その勝太郎の兄弟子が桃太郎(お互いに二代目勝太郎の弟子)。その桃太郎のお […]
2020年11月5日 / 最終更新日 : 2020年11月9日 矢部義徳 演芸 【志ん生の時代】(下)落語の歴史に志ん生がいたことの意味の大きさ。それは落語界の未来に受け継がれていく。 朝日カルチャーセンター新宿の配信で「志ん生の時代」を受講しました。 (きのうの続き) 誤解を恐れずに言えば、志ん生は上手くなかった。「圓生百席」を遺した圓生と比べると、「ポンチ絵派」と言える。人気があった。オリジナルギャ […]
2020年11月4日 / 最終更新日 : 2020年11月9日 矢部義徳 演芸 【志ん生の時代】(上)昭和の名人たちが「古典落語」という言葉を普及させ、その素晴らしさを蘇らせてくれた。 朝日カルチャーセンター新宿の配信で「志ん生の時代」を受講しました。 今年3月末に落語評論家の広瀬和生さんによる「志ん朝の時代」を受講し、昭和の名人から紐解いて、現在の落語を考えることに非常に有意義な内容だったので、このブ […]
2020年11月3日 / 最終更新日 : 2020年11月7日 矢部義徳 その他 【獣道一直線!!!】人間という純な生き物が、SNSという魔物に取り憑かれ、毒されていく悲劇は見たくない。 PARCO劇場で「獣道一直線!!!」を観ました。(2020・10・22) 生瀬勝久、池田成志、古田新太による「ねずみ三銃士」による芝居は、04年「鈍獣」、09年「印獣」、14年「万獣こわい」に続く第4弾だ。僕自身は「万獣 […]