2022年6月22日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 三遊亭兼好「妾馬」お涙頂戴には決してしない、明るくて軽妙洒脱な高座が何よりの魅力。 日本橋社会教育会館で「三遊亭兼好 人形町噺し問屋」、国立演芸場で「けんこう一番!」を観ました。(2022・06・16&22) 「噺し問屋」では、「あくび指南」と「文違い」を聴いた。実に軽妙洒脱。かつ兼好カラーにしっかりと […]
2022年6月21日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 神田伯山「大名花屋」襲名後も講談人気をグイグイ引っ張る。力強さと優しさを兼ね備えた男。 練馬文化センターで「神田伯山独演会」を観ました。(2022・06・20) 今の講談人気があるのは、やはり伯山先生が松之丞時代からコツコツと努力と工夫で積み上げてきた成果であるのは誰も認めるところだろう。そして、真打に昇進 […]
2022年6月20日 / 最終更新日 : 2022年7月6日 矢部義徳 演芸 立川吉笑「乙の中の甲」“理屈っぽい”が誉め言葉になる。新作落語の旗手は真打計画へ。 表参道ラパンエアロで「立川吉笑ひとり会」を観ました。(2022・06・18) 「理屈っぽい」という形容詞は、普通はネガティブな意味に使われるが、吉笑落語の場合はこの形容詞が誉め言葉になる面白さがある。聴き手が演者の理屈に […]
2022年6月19日 / 最終更新日 : 2022年6月23日 矢部義徳 演芸 【渋谷らくご6月公演】「しゃべっちゃいなよ」の落語界にとっての大きな存在意義を思う 配信で「渋谷らくご6月公演 しゃべっちゃいなよ」を観ました。(2022・06・14) 落語界における、この「しゃべっちゃいなよ」の意義はとても大きいと思う。プロデューサーを務める林家彦いち師匠が、まだ新作を手がけたことも […]
2022年6月11日 / 最終更新日 : 2022年6月17日 矢部義徳 演芸 【花形演芸会スペシャル】音曲師・桂小すみの果てしないポテンシャルに胸が躍る 国立演芸場で「花形演芸会スペシャル」を観ました。(2022・06・10) 令和3年度の花形演芸大賞の贈賞式を兼ねた、まさにスペシャルな会だった。 大賞 桂小すみ 金賞 神田伯山・瀧川鯉八・古今亭志ん五・笑福亭べ瓶 銀賞 […]