新年に思う

謹賀新年です。令和５年がはじまった。２０２３年である。コロナは２０１９年の終わりに発生し、翌年から私たちの生活に大きな影響を与えてきた。嫌な表現をすれば、令和＝コロナという元号になってしまった。だから、今年はコロナ５年なんである。もう、そんなことにはならないように、収束してほしいものだ。

僕は２０２０年3月３１日付けで退職し、4月1日から新しい人生のスタートを切った。コロナの感染が拡大する中での再出発となった。多難だった。でも、それは日本国中の人たちが皆そうであり、僕だけに襲いかかった不幸ではない。だから、歯を食いしばるしかない。今年こそ、明るい光が見えますように。

僕は今年5月で５９歳の誕生日を迎える。還暦マイナス１である。初老と言ってもいいのだろうか。いや、人生１００年時代と言われる現代において、「そんな甘えたことを言ってるんじゃない」とお叱りを受けそうである。なんのために、新しい人生のスタートを切ったのか。自分にもっとできることがあるんじゃないか、と思って退職したのではないか。

そうだ。残された人生で、悔いのないチャレンジを続けていこう。矢部義徳は何者なのか、それを自分ではっきりさせて棺桶に入れるようにしよう。これまでお世話になった人たちに、「やっぱり、矢部だね」といい意味で思ってもらえるように、自分らしく生きていこう。

これまでの５８年間も、「自分らしさ」にこだわった生き方を貫いたつもりだ。それが上手くいくときも、上手くいかないときもあった。いや、上手くいかないときの方が圧倒的に多かった。でも、「自分らしさ」を貫くことを止めては、悔いの残る人生になってしまう。このまま突っ走っていこう。

小さな拳を突き上げて、これからも自分らしく生きることを自分自身に誓おう。